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第5回 不法投棄対策工学講座セミナー (資料より少々)

配布資料は環境省の牧谷氏と基調講演の4氏、計38頁でした。慶応義塾大学の
環境情報学部の藤倉教授と札幌市の高田係長の資料を少々ご紹介させて頂きます。

「不法投棄の未然防止・拡大防止に係る研究等の動向と課題」 藤倉まなみ教授
まず‘不法投棄等に係る研究等の情報源’として、国立情報学研究所のDB検索、
廃棄物研究情報、廃棄物学会誌、廃棄物処理等関連のアドレスを列記され、続く
項目に、(◎学術論文があるもの、○科研費や学会発表など) と印がつけられて
います。調べるために親切なだけでなく、研究の分布状態が文字列のなかに
見分けやすくなっていると思いました。
相当気になることが 「石膏ボード問題」 で 、P17から引用させて頂きます。
- 国立環境研究所の研究結果で、有機物を付着しないプラと混合して埋め立てた
  場合でも、石膏ボードそのものに含まれる有機物によりH2Sが発生することが
  判明。 
  石膏ボード(CaSO4)、 硫化水素(H2S)    

※ 藤倉教授について  ――――――――――――――――――――――
環境庁(当時)勤務時、「臭気判定技士」という国家認定資格にご尽力だったそうです。
次のインタビュー記事では、ご自分の職務 (環境省) にいかに意欲的に熱意をもって
いらっしゃるか、読んでいる私も嬉しくなる、頼もしいお答えです。ぜひご覧下さい。
教育者として、きっと人間的にも優れた人材を輩出なさるのではと存じます。

環境goo > > > グリーン雇用 > グリーンピ-プル 2005/11
 「環境省大臣官房総務課情報室長 藤倉まなみ」
→ http://eco.goo.ne.jp/business/csr/offer/people/people22_1.html 
 「国民の公益を真に目指す仕事に取り組める場所、自分の正義でやりたい事を
 できる場所という気がします。」
  (記事から引用)
 
G8大学サミットでは、東京大学、北海道大学、慶應義塾大学(サイトの表示順)の
3校が実行委員会を運営するそうです。 →  http://g8u-summit.jp/  

「市町村レベルから見た不法投棄問題」 
    髙田誉之氏 札幌市事業廃棄物課係長)

・不法投棄の写真8枚、例:林の中の雪原に布団類、山中にソファや家財道具
・札幌市の不法投棄品目 平成16年度~平成18年度 上位10品目の個数一覧
 1位はタイヤ、2位がテレビ(平成13年度からこの2品は順不同 → 下記HP)
 以下、自転車、布団、冷蔵庫、椅子ほか。場所別では、”道路・道路沿い 83%”

・家電品の再資源化に係る財政的負担 (処理費用)平成19年度 1493万円
・札幌市の不法投棄対策(パトロール、監視ほか) ・不法投棄ボランティア監視員
・清田代執行事案について (現場写真 6枚) /  不法投棄等対応支援事業
 (財)産業廃棄物処理事業振興財団、平成18年法的、技術的な助言を受けた。
・撤去費用支援制度(産廃-同財団、廃自動車-(財)自動車リサイクル促進センター

参考 : 札幌市清掃のページ   
 → http://www.city.sapporo.jp/seiso/fuhoutouki/index2.html
   「札幌市不法投棄案件」
 → http://www.jarc.or.jp/fund/away/report/11/pdf/3-3.pdf
by lumiere6 | 2008-06-10 23:51 | 北大 セミナー他

第5回 不法投棄対策工学講座セミナー (終了近くに少々)

  「不法投棄の未然防止対策について」
6月5日 (木) 13:30 ~ 17:00   会場 : 札幌エルプラザ 3F
主催 : 北海道大学大学院工学研究科 北方圏環境政策工学専攻
     循環計画システム研究室 / 不法投棄対策工学講座
※全国ごみ不法投棄監視ウィーク期間 :5月30日(金)~6月5日(木))

所用が長引き、16:20からの参加、パネルディスカッション *の終盤でした。
以下はメモの一部、後日配布資料に少々触れたいと思います。


コーディネーター  藤倉まなみ教授 (慶應義塾大学 環境情報学部)
パネリスト ( 基調講演者等+阿部氏)
牧谷邦昭氏 (環境省廃棄物・リサイクル対策部適正処理・不法投棄対策室長)
橋本修一氏 (三重県廃棄物適正処理室 室長)  原 雄 氏(エコシステム千葉㈱ 顧問)
髙田誉之氏 (札幌市事業廃棄物課係長) 阿部哲夫氏(同市不法投棄ボランティア監視員)

メモ (余り具体的に書かないほうが良いと思う箇所は割愛)
・砂利の採取場の状況 ・・ 。 (対策の) ノウハウを担当者ベースで共有できたら
 現場の力をつけることに役立つだろう。行政の手法をすべて公開したら、裏をかく
 ということが進む。
・情報公開の中でシステム化、経験知を上げる。
Q:罰則だけで良いか。長期、中期にわたって問題について広報や教育の方向に
  持っていかないと全体の対策にならないのでは。
A:ある意味罰則強化は長期的対策といえる。一般廃棄物と産業廃棄物は違う。
  取り締まりの効果・限界、全国ごみ不法投棄撲滅運動シンボルマークについて
  小学校、環境教育を長いスパンで考える (ことも大切)
A:(根本的、経済的な面から考察) 昔は廃バッテリーが多かった。鉛が値上がりし
  金属は落ちていたら拾う。リサイクルをすると得になるような市場価値があれば、
  そちらにまわす。そういう仕組みがあれば。税金のように資産の差し押さえまで
  行くとかなりの効果があるかなと思う。 (家電リサイクル法の前払い制、課徴金を
  例に) 社会の仕組みを作っていくことが大事。 
A:電気店の回収を報告させると一生懸命やっている姿が見えてくるが。

Q:積み替え保管で不法集積が道内にある。行政から見てどう思うか。処理業者は
  5トン未満というが、超えてたまっている。
A:5トンの山に対して一部を処理すると言い、あるとき売れたといって山が消える。
  少なくとも領収証が揃っている。一度引き返したことがある。  ・・・・・・
  立ち入り範囲を決められ、行政もそれ以上踏み込めない。

Q:処理費用はいずれ行政から出るでしょうが、未然に防ぐには行政の是正が必要
  かと思う。
A:保管者が倒産し処理しきれないとき、(日本自動車タイヤ協会の補助金について)
  メーカーの支援を受けて後片付けをすることもしている。

Q:ICタグを使って製品個体に名がつけば、電気店と名前が登録されれば。
A:PCB処理をするときドラム缶にICタグをつけ、特に医療系など有害なものを
  GPSで監視。自分の廃棄物をきちんと処理されたという証明になる。売買に
  名前がついて明らかになるのは、個人情報の点も考える必要。タスポも
  売買や貸し借りある。効果に対してコストがあうかどうかの見極めが難しい。
A: 車はナンバーを外しても車体番号から陸運局でわかる。ICタグはひとつの
  アイディアかもしれないが、車を捨てる人はタグを外すでしょう。
Q:法とコストの両方で研究されている所がないような気がして質問させて頂いた。

ひとこと
阿部氏:ごみの原料になる過剰包装を少なく。リサイクルしたり、使えるものを
  使い切る。市民のモラル。将来こうなると、小学校のうちに教育してくれれば。
高田氏:自分の目の前からごみがなくなればそれでいいのではなく、各々の立場の
  人が意識を持ってくれれば。
原氏:排出者に実際に責任を持って頂ければ。排出前の情報データをもう少し
  しっかり書いてほしい。 ・・・・・・ 
橋本氏:依然発生している中で次に何ができるか。小規模のうちに、より少なくなる
  ために未然防止に引き続き取り組んで行きたい。
牧谷氏:原状回復(後片付け)を迅速にすること。国の法でも財政支援を用意している。
  問題点がある。・・ 環境汚染評価をどうするかなど研究の中でもやって頂きたい。
藤倉氏:ICタグについては1つの事例。排出事業責任を完遂させるために個別にもって
  いくことは究極にある。医療系など一部で実験的にやっている。
  将来的にトレーサビリティは重要なことと思う。
終了後のこと1行削除 06/09

【挨拶】 古市 徹 教授 (北大循環計画システム研究室)
・札幌市では、監視員がボランティア制度に320名以上が参加している。
 ごみ問題 (教育、生活意識の改善)、 美化運動 (きれいな街、空間管理)
 不法投棄は犯罪 (社会が守るべきルール、マナーですよ) と教育が大事。
・廃棄物の適正な流れの管理を排出事業者からやっていかないと。(不法投棄は?)
 社会のある断面の一現象。なぜ起こったか、社会構造を見ていかないと。
 行政だけの問題ではなく、企業がコンプライアンスだけでなくCSR的な発想で参加
 して頂けるとよろしいのでは。
・ごみの問題だけでなく地球温暖化に関係がある。不適切な処分で大気に放出して
 いる。市民の認識を変えてワールドワイドにやっていかねば。不法投棄は多方面に
 広がる根本的な問題である。
by lumiere6 | 2008-06-08 13:35 | 北大 セミナー他

資源循環教育のためのエコ施設めぐり&講演会  1

3月11日(火)  講演会 13:00~15:00  施設めぐり 15:15~  1時間半?
会場 : 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 管理棟2階会議室
主催者 : 同上センター  生物生産研究農場  共催 : 北大SGP
【講演会】  
「バイオトイレからみた環境教育」 寺澤実 名誉教授 (北海道大学)
・好気性、耐久性、生分解性がポイント、おがくずが殆どない場合は代替
 マトリックスの対策. 繊維利用では最終的に生分解になる必要あり
・素材(杉、ヒノキ、松)、北海道の針葉樹は広葉樹より丈夫で良い.
・きれいに取り替えない方がバクテリアが残る。
※終り頃13:30から参加 
資料:バイオトイレBio-Lux 旭川のメーカーのカタログ冊子 (全54頁)

「学生も参加するエコキャンパスつくり」 花木 啓祐 教授 (東京大学
サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S) / 同大工学研究科都市工学専攻
資料:講演47画像をA4判12頁に、AGS NEWS Vol.8の記事コピー
(資料より一部抜粋、引用させて頂きました)
1.イントロダクション   サステイナブルキャンパス活動が必要な理由と意義
2.アメリカを中心とした各大学の動向
IARU (研究型大学間連合) において共同推進 ケンブリッジ大学、東大、
イェール大学など10大学(International Alliance of Research Universities)
ISCN (スイス連邦工科大学を中心とした国際ネットワーク)

アメリカの大学におけるサステイナブルキャンパス活動 
調査手法:世界大学ランキング(英タイムズ社)の200位以内からアメリカに
 所在する55大学を抽出、HPやニュースレターなどの公開媒体をもとに実態調査
調査項目:環境、経済、社会のどの面でサステイナビリティが考慮されているか
 サステイナブルキャンパスを専門に扱うオフィスの設置、具体的な活動

活動内容 : 環境面でのサステイナビリティを考慮したものが多く、経済・社会面は
 イェール大学のみ。Sustainable Coordinator,Director 職の設置大学は29校
先進事例:ハーバード、イェール、カリフォルニア大学ほか (下記項目の表)
GHGs排出削減目標設定 / エネルギー保全 / 食品管理 / 廃棄物管理 /その他
 活動初期の大学ではトップダウン、先進事例では学生・教職員からの
 ボトムアップが見られた。共通のGHGs排出削減評価基準が存在しないため、
 評価項目の統一が必要である.

3.東京大学の環境負荷の状況 (棒グラフによる近年の推移)  
東大5キャンパスのエネルギー消費量、電力消費量、CO2排出量、水消費量
演習林による二酸化炭素吸収量 富良野演習林が広いので割合は半分、
5キャンパスのCO2排出量計は、'03年度(14.6万トン)~'06年度(12.8万トン)と
毎年減少。中でも約3分の2を占める本郷が1.2万トンの減少. 03/28加筆
  
東大各地区の廃棄物排出量(データの取り方によって変化、ごみ収集業者との
契約が変わったことも反映しているらしいです。5キャンパスの比較表では
病院系、実験をするかなどにより床面積当りのCO2排出に差があるようです)

国内出張に伴うCO2排出 / 海外出張由来のCO2の行き先別内訳
(円グラフ) ヨーロッパ 33%、 北米 43%、 東南アジア 6%

4.東京大学のサステイナブルキャンパス活動の構成
〔ファシリティ・運営、 研究、教育 〕 → 社会への貢献
ステークホルダー会議(2007.10.4) 教職員、学生のほか一般市民も少数参加
学生活動:AGS(Alliance for Global Sustainability)IARU学生フォーラム他

5.助成研究・助成実践活動の紹介  (各1例を選びました) 
研究助成課題 :学内廃棄試薬処理の環境負荷評価(平尾雅彦工学研究科教授)
実践活動助成 :マイバッグキャンペーン@東大駒場キャンパス(1,2年生)

発言のメモより
・日本で仕事として専門職がありうるか。施設の知識だけでは駄目、キャリアを
積んでいくのが難しい。
・実験室については ・・・ どこまで立ち入れられるか。使わなくてもコードを
 繋いでいるとか、研究の中身を変えて下さいということではなく、そこが難しい。
・どのようにいつ切り出すかのタイミング。 夜中でも学生がキャンパスにおり、
 通常の空調ができない。 Esco?で ・・ 略 ・・  電力測定を個別計測することが
 できればよいが、費用もかかるので、新しい計測機器に ・・ 略 ・・ 


「北大バイオガスプラントの現状と提案」 安本哲郎氏 (北大環境科学院 院生) 
せっかくでしたがメモが見当たらず割愛します。  追記 : 安本氏は環境起学専攻、
バイオガスプラントの (北大構内) 循環バスへの転用について発表なさいました。
循環バスの燃料や燃費ほかの項目を事務に質問、農場に聞き取り調査の結果、
メタンガス発生に波があり、現状では発生量も少なくコスト面で循環バスには
無理なようです。 (メモが切れ端のため、数字の記載は控えます。)

シャンプー・リンス等に含まれる 「シロキ酸」 が下水汚泥に入っているとトラブルが
起きるというお話しの周辺をもう少しお聞きしたかったです。  03/31

※ この記事にコメント下さった方には全く無関係な事由によりますが
  無きものとさせて頂けることになり、コメントを分離した記事は
  削除しました。                08/06/18 0:06

by lumiere6 | 2008-03-27 23:47 | 北大 セミナー他

大学図書館の活用

今夜、閉館間際に北大図書館から1冊借りました。 平日は通常10時まで
開いており、JR札幌駅にも近く便利で、本当はもっと活用したいです。
母校は卒業生が対象だったと思いますが、北大は市民も登録でき有難いです。

「持続可能な廃棄物処理のために  ― 総合的アプローチとLCAの考え方」
原書:Integrated Solid Waste Management: a Life Cycle Inventory.
フォーブズ・R.マクドゥーガル他著 (松藤敏彦 訳) 技報堂出版 2004年10月
 
北海道環境財団の図書室で見たとき欲しいと思いましたが、5,460円、他にも
読みかけの本が部屋のあちこちにある状態ですから、2週間の貸し出しを時々
繰り返して我慢しなくては。技報堂出版は、橋の本ばかり4冊持っています。

現在、別のことでかなり私的な時間をさいており、日記が滞っていました。
後日、数行追記するかもしれません。

追記 : 11/15
この本のCopyright は、Proctor and Gamble Technical Centres
Limitedです。驚きました。洗剤等の巨大メーカーです。 著者の 「まえがき 
第2版に対する序文 vii」 に、「なぜ ..」 が記されています。 (引用せず)
追記の日付を間違えました。

by lumiere6 | 2007-11-13 23:59 | 書籍

公開講座 「残留化学物質問題とサスティナビリティ」

9/5 (水) 14:00 ~16:50    於 : 北大総合博物館 (共催)
主催 : 北大SGP (サスティナビリティ・ガバナンス・プロジェクト)
協力 : NPO法人レイチェル・カーソン日本協会、R.カーソン 生誕100年記念・北海道の会  
記念講演 「くらしの中の化学物質  - 廃棄物問題を中心にして -」
講師 : 原強氏 (レイチェル・カーソン日本協会専務理事、NPOコンシュマーズ京都理事長)
     著書 『現代環境論入門』 2006 、『くらしの中の化学物質』 2004 共著 他

【メモ】 14:50 ~
化学物質
・PRTR*制度と関連情報の活用 (化学物質排出移動量届出制度)
 Pollutant Release and Transfer Register
・ストックホルム条約 (POPs条約) 残留性有機汚染物質条約 (PCB、DDT他)
 Stockholm Convention on Persistent Organic Pollutants
・EUの化学物質規制の動向
・安全許可基準の見直し (特に子ども、胎内での安全な環境)
・リスクコミュニケーションの重視、予防原則
※禁止になった薬品の行方が不明、『沈黙の春』 は時代の証言

廃棄物問題
・ごみ焼却がダイオキシンの主因。近年、発生量 (放出量) は減少しつつある
・焼却炉解体は高経費。ヨーロッパでは80年代から対策を立てていた。
・ダイオキシンは魚に溶けやすい。風評被害を引き起こす、デリケートな問題
・水産庁が4年間、遠洋・近海調査したが結果は不明
『ゴミと化学物質』 酒井伸一 著  『ダイオキシン』 宮田秀明 著  岩波新書

産廃処分場の問題
・日本のゴミ、家庭(事業ゴミを含む)からは全体の1割ほど、産廃が大部分
・スーパーファンド法 (ラブキャナル事件) CHEJ ・・・ 環境NGO
 The Center for Health, Environment and Justice
・「西暦2000年の地球」 米政府による特別調査報告書(カーター大統領 1981)
・滋賀県栗東町、産廃処分場で猛毒物質を埋めている。粘土層 → 地下水危険性

・家庭から出る厄介なゴミの№1は蛍光灯、水銀が問題(EU基準 5㎜g)
・札幌をモデルに家電販売店と協力、蛍光管の適正処理を促す、社会実験成功
・京都市では2006年10月から蛍光管回収 20t?/年  札幌市109t/年
・水銀の回収処理 ・・ 野村興産 イトムカが日本のトップ、ほか横浜、北九州
・送る経費は誰が持つ ・・ 札幌は市が負担、以前は3000万円の予算と聞いた
・事業系オフィスから出るものを何とかしたい。今年度の抱負など

※ 8/5(日) 「農薬による汚染の問題 -生命の言葉で考える環境の世紀ー」
        上遠恵子氏 (エッセイスト/ 翻訳家:レイチェル・カーソンの著作など)

More
by lumiere6 | 2007-09-05 23:42 | 北大 SGP関連

リサイクル,環境,教育・研究に関する特別講演会  武田邦彦教授

8月27日(月)北海道大学工学部B31 14:00~17:00 ほぼ満員でした
共催 北海道大学工学研究科岩盤力学研究室 
 〃  21世紀COEプログラム「流域圏の持続可能な水・廃棄物代謝システム」
後援 資源素材学会北海道支部
協賛 資源循環システムコース・廃棄物学会北海道支部

講師 中部大学総合工学研究所教授 武田 邦彦 氏
【資料】“ 環境と教育 ” レジュメ 全4頁   リサイクル / 地球温暖化 / 
 ダイオキシンなどの毒物の問題 / 教育と学問 / 学問の自由、言論の自由
 “ BUNGEISHUNJU 2007.7 『不都合な真実』 主犯は米国だ ” 全8頁

【メモ】 3ページ走り書きの中から抜粋、ご紹介させて頂きます。
環境・リサイクル編
・京都議定書、CO2排出量を過去の基準に合わせるのは疑問
・ペットボトルは素晴らしい容器なのに一回で捨ててしまう、大量消費の影
・ものづくりの心を忘れた人たち、ものを節約・大切にすること「日本人の誠」
・ペットボトルの再生利用割合ほか、リサイクル業界の参加者から公開質問

・対立した意見があっても議論して歩み寄り、1つの数字になること
・国民が判断する材料、正しい情報を流すことが重要
・環境省は重要な環境問題に手をつけられない。エネルギー(経産)、毒物(厚労)..農水省
・柏崎原発はなぜ情報が伝わらないか。建物を守ることが今の地震基準
・(戦前のある時期を例に挙げ)、日本はどこまで膨張したら戦争は終わるのか
 物質を作ることが脹らんでいる。どこが最終到着地か分からずヴァーチャル化
・遠く離れたものは感知できない。どこまで行くか、問いかけの時期

教育・研究編 
・伝達することを大学の役目としてきたことの延長線上にある。
・疑ってみる力で本来の能力が上がる。教育の目的とは、教育基本法第1条引用
・写真2枚。長崎被爆後、弟を背負い墓地に佇む少年とオッペンハイマー
・ヨーロッパ文化を疑っている。この200年間に欧米がアジア・アフリカに
 してきたことを考えると、真似をすることが (良いことか)

・産業界 ・・ 自ら有望と判断する研究開発を実施する
・大学 ・・ 有望と思われる研究は学問と無関係。この先が何か分かるなら、
 将来が見えるなら(研究)をしない。分からないから観測する。
・有望ということは(先が)分かっていることになり、矛盾する。
・大学は現在有望なことと、有望かどうか分からないことをする。

・産学連携での大学教授 ・・ 倫理に悖る行為が行なわれようとするとき、
 専門家として、それを防ぐことのできる唯一の人。予算に集まる青虫の比ゆ
・持論 ・・ リサイクルでお金をもらった人は、リサイクルについて発言してはならない。
 でなければ、日本にはバイヤスのかかった研究者ばかりになる。予算は平等に。
・民間の研究は、役立ちそうも無いデータが役立つことがある。ブレイクスルーもある
・大学は異論、反論が許されるところ。儲けが入ったら中立性自由が保たれるか

決定者|    神        主       命       福利   ↓
学者  |   神学者    法学者    医学者    工学者    
専門家|   牧師       弁護士     医師      技師
社会  |  悩める人    トラブル    患者      社会

・工学の一番上は何か? 工学は何をめざし、どういう教育をしていけば良いか
・医者は自分で医療方法を発見しない。生命以外のことを考えない
・国家や雇い主の上に、命令者は 「命」、理学部は 「真理」

・学問の神髄は、ある種のものの見方を教えること。レベルが離れていた方が良い
 TAだと実学的。学問の本質とは何かということになると周辺では成長しない
・教育とは現状の自分を壊すこと=苦痛であり、実力が接近した人にできるか
・教えるというのは、それくらい神聖なものだと思う

Q:エンジニアは専門家の自覚が少ない。職業ではなく会社なりを言う。
  なぜ技師と言わないのか、そこに倫理が絡む
A:専門性の保持は人数。専門家は依頼主より不特定多数に配慮
江戸時代の棟梁制。原子力なら設計者が(会見に)出てくるべき
※ 他の質問は略
by lumiere6 | 2007-08-28 22:04 | 北大 セミナー他

平成19年度 北海道バイオマスネットワーク会議 

7月5日(木) 15:00~17:00   於 : 北海道大学
〔議題〕 H18年度の活動報告について、H19年度の活動方針等について
     意見交換ほか   ※ 配布資料あり、16:00~ 参加

(資料3-8) 3 バイオマスの利活用推進に向けた情報発信
①バイオマス活用セミナーの開催   ②北海道バイオマス・メールマガジンを配信
③情報誌 「HBnet NEWS」 を発行  ④道循環型社会推進課ホームページを
 活用した取組み状況の紹介などの情報提供
⑤キャッチフレーズを活用した普及啓発など (例 : 名刺に) 
        やさしい未来へ “自立する大地” バイオマス北海道

〔出席者〕 会長 : 北海道大学大学院工学研究科 古市徹 教授
委員-道経連、道農・漁協、社)道食産協、社)道産廃協、日本ホテル協会道支部
     道立工試・畜産試、道環境科学研究センター、北海道開発局、経済産業局
     環境省道地方環境事務所、札幌市環境局、滝川市、別海町など 52名
会員-水産、食品、重工業、電気、環境、建設、機械、車輌、金融企業など 35名
事務局-北海道環境生活部環境局 循環型社会推進課 4名

〔課題・問題点ほか〕  メモを基にしており、部分的なものです。
・施設の維持管理、維持費の支援制度がないのが一番の問題。個人の農家への
 支援制度を。ドイツ製の部品だとすぐに修理できない。
・生活系の生ごみの一定のリサイクル、処理の推進を計りたい
・研究グループが実践に向けた活動を
・肥料散布と法についてやり取りが少し続いた。私には事情や意味が不明

・研究部会-事業系(パターン化、システム化) 成功事例をつなげて整理
 生活系 (利活用の手引き作成、道は処理計画や廃棄物計画を立てる義務、
 広域化しなければならない、方法論を手引きで示していけないだろうか、
 道の役割は重要、出席の行政は協力・サポートしてほしい。人口が180万と多い
 札幌市を別格に、10万人以上と中小に分けて。   4行目修正 07/07

・会議がバイオマスという大きな名前なのに、生活部環境局が主だからか、
 生ごみに処理に比重が行っている。バイオエタノールなど道庁内のリーダー
 シップを持っているか。
・主に廃棄物だけれど、そういう方向も取り入れて行きたい、バイオエタノールは、
 庁内の中でも取り組みある。
・廃棄物が中心になっているが、資源作物まで入れるのかは難しい。
 市民から人間の食べるものを機械に食べさせるのかとの意見がある。
 全方位、 オールラウンド、いろんなものを含んでやっていきたい。
・地域で担い、さらに全道をカバーするネットワーク(作ってほしい?)

・環境生活部、農水省など、ある意味縦割りだが有機的にやっていこう
・輪づくり交付金、横断的に出るようになった。産廃と一般廃棄物一緒、
 農林が出した補助金を環境局が受け取って、厳しくシステム構築、
 これを踏まえて考えたほうが複合的にできるのでは。

個人的に参考 : 輪?環づくり交付金
農林水産省・バイオマスニッポン・地域バイオマス利活用交付金
http://www.maff.go.jp/biomass/support/koufukin.html
独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
・過去一年間の当該技術の動向
http://www.nedo.go.jp/nedata/16fy/04/a/0004a001.html
by lumiere6 | 2007-07-06 23:57 | 北大 セミナー他

廃棄物余話

このブログに【輸入食品監視業務HP (厚生労働省HP)】 のリンクを設けています。
主に (8)輸入届出における食品衛生法違反事例(速報) を見るためです。
事例一覧表では、”品名” 、 ” 生産国 ”、” 違反内容 ” に注意していました。
ところが ” 措置状況 ” に書かれている ” 廃棄、積み戻し等を指示(全量保管)
の行方が気にかかってきました。持ち帰らずに日本で廃棄ということ?
 
ご著書を通じて時々メールさせて頂いている、富山県立大学の立田真文 准教授
(環境システム工学科 廃棄物処理工学) にお聞きしました。立田先生は厚労省に
確認のお電話をして下さいました。全て日本で廃棄物となり業者により処理されて
いるそうです。二つの方法があることと、十数ページの中に簡単に記載されている
文書も教えて頂きましたが、公開を前提にしたご返事ではありません。
詳細は省きます。ともかく日々、食べ物が一転して廃棄物になっているわけです。
ロスのしわ寄せは、やがて何に向かうのでしょう。  *1行目文言修正

日本経済新聞の朝刊 4/27に、「漂着ごみ2万6000トン」 という見出しの記事があり
ます。「国土交通、農林水産両省が昨年末に実施した初の実態調査結果(速報値)」
で、空き缶やペットボトル、流木、プラスチック製品などがあるそうです。(同記事より引用)

札幌市の 「ごみ処理事情」 をWebで見てみましょう。← 清掃ホームページ
← 札幌市役所環境局環境事業部ごみ減量推進課 (問い合わせ先)
家庭ごみは平成10年(1998年)から減少しつつあるようですが、H17年度の家庭
からでる1年間のごみの量は49万トン*、札幌ドーム約3杯分。1トン処理するために
約37,000円 の経費とのこと。  *市民1人が1日に出す ごみの量 717g
*文言追加
先の漂着ごみは海流の影響もあるらしく、水産資源は減っているのに ・・・
by lumiere6 | 2007-04-28 00:03 | 上記外 環境・科学

北海道環境サポートセンターにて     

先日訪れ、目に付いた書籍です。夕暮れどき窓の外を眺め、ページをめくると、
静かな安らぎを感じました。読書に良い”環境” です。

「サメの自然史」 谷内透  1997  東京大学出版会  4,200円 (税別以下同) 
「マンガでわかる住宅の解体とリサイクル」 2002 建築資料研究社 1,800円   
「岩波ジュニア新書 192 ごみから地球を考える」 八太昭道 1997  630円
「台所からの地球環境」 ぎょうせい  1998  2,000円
「廃棄物学入門」 田中勝 1997 中央法規  1,748円 ※新版が出ています
「持続可能な廃棄物処理のために - 総合的アプローチとLCAの考え方 」
 松原敏彦訳 2004 技法堂出版 5,200円  
 Integrated Solid Waste Management : a Life Cycle Inventory,
 second edition 〈McDougall, Forbes R.;White, Peter R.;Franke,
 Marina;Peter Hindle〉 
※記事150件
by lumiere6 | 2007-04-19 01:33 | 書籍

Water, E-waste Recycling, CSR

表題は、1月26日(金)に開催された環境に関する講演等に由来しています。
提出物を終えて身軽になったら!下記の資料を中心に勉強したいです。

1)SGP Special Lecture
 題目 : Research and Technology Development on Water Supply
 and Sanitation in the EU      講師 : Prof. Dr. Peter Wilderer,
 Director of the Institute of Advanced Studies on Sustainability,
 European Academy of Sciences and Arts
 現在 : ヨーロッパ科学技術アカデミーのサスティナビリティ学先端研究所長
 2004年までミュンヘン工科大学の水質・廃棄物管理研究所長
 上下水処理、水の再利用、排水および廃棄物からの資源 回収などがご専門
 2003年 水研究のノーベル賞とも称されるStockholm Water Prizeを受賞

資料① : 『Water for life Messages of the European
     Water Supply and Sanitation Technology Platoform』
 全21頁で、「concerted action across disciplines and sectors は
 人型をデフォルメし、パズルのように組み合わせた興味深い図です。
 - intra, - inter, - trans disciplines が見えやすいです。

引用 : research areas  9頁
・ balancing demanded and supply
・ ensuring appropriate quality and security
・ reducing Negative Environment Impact
・ venturing novel approaches to design, construction and operation
・ establishing an enabling framework      

引用 : conclusions 12頁 (5点のうち、最後のみ)
・engineers can do a lot,but the last say has the ' customer '

資料② : 『Paradigm Shift in Water Management
       Where are we heading to ? 』  全35頁

2)Seoul National University-Hokkaido University Symposium
Satellite Session: Sustainability Research in Korea and Japan

前半が上記のレクチャーと重なっていたため、途中からの参加です。
丁度、北大公共政策大学院の吉田文和教授が講演なさっていました。
題目 : EPR and E-waste Recycling in Japan and Korea

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by lumiere6 | 2007-01-28 01:18 | 北大 SGP関連