<   2008年 06月 ( 7 )   > この月の画像一覧

ぷち近況   (6/23 ~ 7/6)

当分更新の余裕がありません。数行ずつ続けます。コメント等はどうぞご遠慮なく 。
都合でシンポジウム等のメモは日記に公開しません。内容がないのに講演会等の
タイトルを並べて検索されたら恐縮です。名称をぼかしています。


07/06
北大で水と衛生環境についてのシンポジウム。JICA関連で殆どが海外の方々。
広報では日本語・夕方まででしたが、英語・午前中で終了、所用で後半のみ。
ランチョン交流会で、北大の恒川昌美教授が流暢な英語で、ユーモアあふれる
ご挨拶をなさいました。主催者代表?の北大工学部 船水教授とご自分の名字の
川や舟を説明され、Relationship, Friendship を呼びかけました。
P.S. " 恒" から今回の総合テーマ Susutainability も仰っていらしたような .. 

07/02
市民講演会、「農医連携」 に関して、 北大SGP主催  講演者: 陽 捷行氏
北里大学副学長、IPCC第1次ならびに第2次報告書の代表執筆者、著書は
『代替医療と代替農業の連携を求めて』 (養賢堂) ほか。
土壌、土の重要性を説き、バイオエタノール推進風潮を痛烈・明快に批判。
〔土一升に金一升〕 という喩えがあります。土地 (地価) が高いことをいうらしい
です。でも土が生成していくのは 100年で1㎝ とお聞きし、健康な土が稀少に
なる時代が来ないように願われた。母なる大地、時間の重さを意識していたい。

06/28
海洋生態系の市民フォーラム、北大学術交流会館。基調講演者の共同通信社
科学部次長の井田徹治氏、 国際GLOBEC* 議長のイアン・ペリー氏、お二人とも
気さくな雰囲気の方と存じました。 *全球海洋生態系動態研究計画
 (Global Ocean Ecosystem Dynamics)

06/27、 06/29 
「こども環境サミット札幌」 モエレ沼公園、ガラスのピラミッドにて、 開会式
基調講演 : 野口健氏 (登山家)、 ワークショップ1,2 : 小林三樹教授
宣言セレモニー / 宣言書手交式 参加者 → 上田札幌市長 → 鴨下環境大臣
参加 : 10ヵ国、 102人 (海外40人、国内62人)、 小5 ~ 中3

06/25
環境関連の式典 〔札幌コンサートホール Kitara 〕 に参加
パイプオルガン演奏 : メンデルスゾーン 「ソナタ 第4番 変ロ長調」 シルヴァン・エリ氏
記念演奏会 : 中原達彦  ’We act for the earth !’
  ♪      ドヴォルザーク 「交響曲 第9番 「新世界より」
 アンコール       〃      「チェコ組曲」 作品39 第2番 “ポルカ”

The Sapporo ” Eco-Capital” Declaration では、四季の札幌が英語で
次のように謳われています。

   In spring, fresh young leaves appear
       and the scent of lilac wafts through the city.
   In summer, we rejoice in the warm sunshine
       and cool breezes.
   In autumn, the leaves change colors
       and we are blessed with bountiful harvests.
   In winter, snowflakes gently fall
       and our city is blanketed in white.

06/24
北海道洞爺湖サミットに向けて、札幌市内では国際的なシンポジウムや講演会が
相次いでいます。23日は北海道大学で 【サステナビリティ・ウィーク2008】 の
オープニングシンポジウム 「持続可能な低炭素社会を求めて」 が開催されました。
英語 (同時通訳) で、短時間お聞きしただけです。資料がバインダーにファイルされ
緑色を背景にシロクマ君がデザインされた団扇も一緒に布袋入りです。ちょっと
楽しいセットです。行事一覧は → 北海道大学 サステナビリティ・ウィーク2008
[PR]
by lumiere6 | 2008-06-24 22:45 | 囁き

藤棚の小道

c0087710_23214895.jpg
  なき人を慕ふ心にまかせても
         影みぬ水の 瀬にや惑はむ

  入り日さす 峰にたなびく 薄雲は
        もの思ふ袖に 色やまがへる
   

  源氏物語より。 どちらも永遠の女性、
  藤壺が詠まれています。
 

   写真は藤学園のお庭です。 (06/07)
  もう数日前でしたら、色よい花房だったと
  思います。

[PR]
by lumiere6 | 2008-06-21 23:22 | mémoire

patience et douce

 The Lake Isle of Innisfree
 I will arise and go now, for always night and day
 I hear lake water lapping with low sounds by the shore ;
 While I stand on the roadway, or on the pavements grey,
 I hear it in the deep heart's core. 
                 W・B・ Yeats (1865-1939)   

 そうだ、今度こそ帰ろう ― あの湖の岸辺にひたひたと
 打ち寄せる波の音が、夜も昼も私の耳から離れないからだ。
 この都会の街路や灰色の舗道にふと佇むときも、
 あの波の音が絶えず私の心の奥底に響いてくるからだ
       イニスフリーの湖島  W・B・イェイツ  3節目 
             『イギリス名詩選』 平井正穂 編  岩波文庫

 
 眼に入ったものは心にかすりもせず、棘が痛みの証しを肌に残そうとしても、
 どこを通り過ぎたのか 覚えていない間に薄らぐ。ざわめきや落書き、混沌は
 遠ざかる私の影をも脅かさない。

[PR]
by lumiere6 | 2008-06-19 00:06 | 囁き

「もっと身近に 環境科学 2」   北大祭 2008

【環境サイエンスパフォーマンス】
6/8 (日) ゆっくり見るつもりで構内を近道して向う途中、ハプニング ・・ やむなく
帰宅しました。前日のトークの合間に撮った写真を掲載させて頂きます。
全部で16の体験が用意されていましたのに残念でした。土木も農学も ..

c0087710_2345624.jpg
c0087710_23511492.jpg
c0087710_2353533.jpg
c0087710_23465786.jpg

ホタルの光をつくってみよう   左上 
”ホタライト” という、ホタル* と同じ原理で光らせることのできる理科教材を見学。
* おなかの発光器でルシフェラーゼ (酵素) ルシフェリン(発光色素) が混ざると
光り始めるそうです。(資料より) 、’ホタルとケミカルライトの違い’、 身近にある
光る材料として、蓄光材料、有機EL (エレクトロルミネッセンス)、研究室で作られた光る
分子のことがカラー写真や図と共に、 資料 (A4・ 1枚) に書かれています。
参考文献の付記 : 『バイオ・ケミルミネセンスハンドブック 』  丸善 2006年
             今井 一洋 編著、 近江谷 克裕 著
環境科学院環境物質科学専攻 生体物質科学コース>坂入研究室>山田グループ
→ http://www.ees.hokudai.ac.jp/ems/stuff/yamada/index.html
                        
環境中の二酸化炭素量をはかろう  左下
空と海を測る - 気象・海洋観測の実際  セジメントトラップ 右上と右下
筆者検索 : セジメントトラップ (海水中を沈降する粒子を集める装置)実験
 北大環境科学院・ 地球圏科学専攻 物質循環・環境変遷学コース>乗木 教授
 (海洋環境化学) → http://geos.ees.hokudai.ac.jp/noriki/Trap.html  
 以上、08/06/17 昼、加筆訂正

【筆者検索】
E-journal GEO Vol2(1)34-42 2007  モンゴル牧畜システムの特徴と変容
解説論文 小長谷有紀 氏 (国立民族学博物館研究戦略センター長 教授)
Characteristics and transformation of pastoral system in Mongolia
→ http://wwwsoc.nii.ac.jp/ajg/ejgeo/213442konagaya.pdf
→ 大学共同利用機関法人 人間文化機構  国立民族学博物館 HOME
   同上 > 研究部 > スタッフ紹介・教員一覧 > 小長谷有紀 教授
 掲示板からリンクされている ”essay” 「見つめない愛」 を拝見しました。
 
※ 『モンゴル100の素顔   もうひとつのガイドブック』  1998年、¥1,575
  東京農大モンゴル100の素顔編集委員会編  手持ちの本です。
  中表紙から128頁の編集後記まで全頁にカラー写真。10年前の発行なので、
  余裕のあるときに、環境や生活の変化など現在の情報と思い較べたいです。

[PR]
by lumiere6 | 2008-06-16 00:07 | 北大 セミナー他

「もっと身近に 環境科学 1」   北大祭 2008

【研究者や大学院生による環境サイエンストーク】 
6/7 (土) 地球環境科学研究院 会議室にて、(講演20分・質疑応答15分程度)
 三人目の方から参加、所属の詳細は略、以下メモの一部です。
 
ボルネオ島にテングザルを追う  松田一希 氏
ボルネオのスカウ村に、2005.1~2006.6 生活、食物は鯰や手長海老、投げ網
貯めた雨水は貴重なのでシャワーに使わない。村にTVがあり色々な情報を得ている。
調査補助員に対してきちんと契約書を作る。給与明細を出したり、トラブルを避ける。
テングザルの生態、ボルネオ全島の生息数は研究されていない。マングローブ林や
泥炭湿地の川辺の林に、雄1 雌2 未成年個体8のハーレム型の群れをなす。
マレーシアのサバ州 5000頭、オラウータンは同州に1万頭いる。(2006)

調査の難しさ ・・ 川沿いの木の上で眠る(捕食、天敵のヒョウを避ける?) 研究者が
ぬかるみに入るのが難しい。具体的には、対象群(ハーレム)を見つける → 同定
→ ひたすら追いかける。見分け(雄はひげの形、雌はしっぽだが難しい。)
好きな植物・・ トウダイグサ科の果実、アカネ科、ニシキギ科の種+シロアリの巣
若葉66%、果実26%、花8%、(197種の植物)、遊動図・・ 遊動域は138 ha、
平均 800m/日。 油椰子プランテーションの拡大で生息地が減少。

エコツァーは本当にエコか疑問に思ってほしい。 エコツアーに使われるボート、
ロッジ、食物はどこから来るか。テングザルの研究を熱帯雨林の保全に役立てられ
ないか。ツーリストと違う村の生態を知った。村の人にはアシスタントを通して 
環境に意識を持ってもらいたいと思う。
 Q : 生態(食べ物関係)と植生について。シロアリの巣はミネラル分を補うため?

モンゴル平原でみる地球環境の変化  小野寺有 氏
世界で一番人口密度が低い。人口の4割が遊牧民。
日本の中古車が元の外装で走行。主要な家畜は羊とヤギが多く、馬、ラクダ
1996年からカシミア需要で急速にヤギが増加。根こそぎ草を食べ、土地が劣化
遊牧民への聞き取り調査。質問 :気候変動について、85% 砂漠化、乾燥化の答え
雨や草・森林の減少、砂の増加の答え。データも降水量の減少

ヤギの影響が関係あるという放牧民と全遊牧民とのヤギの所有頭数を比較分析
市場と遊牧民 ・・ 地方より首都ウランバートルの市場のほうが高く売れる。
乾燥地域という脆弱な気候の国なので、気候変化の影響を受けやすい。
持続可能な遊牧生活とは。土地私有化の話があるが難しい。自分の土地なら
大事にするのでは。

低炭素社会の実現をめざして  安本哲郎 氏
北海道大学バイオマスプラントの現状と提案。昨年、省エネ・自然エネルギー班
バイオマス → バイオガスプラント → バイオガス (燃料) とスラリー (肥料)
調査対象:循環バスの燃料の消費量 30㎡ 、故障が発生しメタンガスの発生量が
変動し、非効率的な生産。加水によりスラリーの量が増大(初年度 4.5倍)
故障が多く、堆肥にしたほうが手間がかからない。

北大農学部の松田教授への聞き取り : 飼育牛が少なく、発生するガスが少ない。
プラントに電話 : 初期投資とメンテナンスが高い。メモの不備で数字を割愛。
現在の熱利用と改善案、必要なコスト、効率が相当高くなければバスの燃料は無理
 Q:独製の機械を使用、国産を使っても故障するのか。乾式バイオマス導入なら? 

人の健康を守る化学  坂本啓典 氏
地下水における硝酸イオン (NO3-) について。胃の中で亜硝酸イオン (NO2-) に
変り、乳幼児や胃酸の出の悪い人は高い確率でチアノーゼが表れる。
50ppm/ℓ 以下なら安心 (EUの基準値)。 地下水の汚染状況の地図。北海道は
道東が高く、山形県の庄内 ほか、世界の農業地域ではインドが極めて高い数字。

地下水の汚染源は過剰な肥料、屎尿の散乱。河川水は法令上、処理して排水。
水資源と使用量、飲料水を含む生活用水 165億㎥/年 (河川水 127 億㎥/年
地下水 38 〃)、農業用 589 〃、 工業用 138億㎥/年 (統計年度を書きもれ)

考えられている技術
濃厚な二次廃水に ・・ イオン交換法、逆浸透法 (押すエネルギーが必要))
生物処理法 (遅い。餌や温度管理が遅い 必要)、触媒法 ※メモの再現が難しくカット
パラジウムクラスター処理法 (生物処理法の12倍の速さで処理、設備も縮小化)
以上は、硝酸イオンのみが含有としてお話ししてきたが、実際の地下水では触媒
性能が悪化していることが今後の課題。(ペットボトル水についてもお話された。6/18) 
→ 北大環境科学院 神谷裕一研究室 (環境物質科学専攻 ナノ環境材料コース)
 http://www.ees.hokudai.ac.jp/ems/stuff/okuhara/ 
  
【筆者検索】
平成19年版日本の水資源について  ~ 安全で安心な水利用に向けて ~
国土交通省 土地・水資源局水資源部  平成19年8月
http://www.mlit.go.jp/tochimizushigen/mizsei/hakusyo/H19/index.html

国土交通省ホーム >> 政策・仕事 >> 土地・水資源 >> 水資源トップ
国土交通省 土地・水資源局水資源部 > 日本の水資源の現状・課題

農林水産省 >> 農村振興 >> くらしと農業用水 >>日本の農業用水の利用状況
http://www.maff.go.jp/nouson/top/rikai/nougyouyoisui/riyou.htm

06/15 PM  追記・修整・構成変更、2007年のメモは ~ 3 です。 
[PR]
by lumiere6 | 2008-06-14 22:53 | 北大 セミナー他

第5回 不法投棄対策工学講座セミナー (資料より少々)

配布資料は環境省の牧谷氏と基調講演の4氏、計38頁でした。慶応義塾大学の
環境情報学部の藤倉教授と札幌市の高田係長の資料を少々ご紹介させて頂きます。

「不法投棄の未然防止・拡大防止に係る研究等の動向と課題」 藤倉まなみ教授
まず‘不法投棄等に係る研究等の情報源’として、国立情報学研究所のDB検索、
廃棄物研究情報、廃棄物学会誌、廃棄物処理等関連のアドレスを列記され、続く
項目に、(◎学術論文があるもの、○科研費や学会発表など) と印がつけられて
います。調べるために親切なだけでなく、研究の分布状態が文字列のなかに
見分けやすくなっていると思いました。
相当気になることが 「石膏ボード問題」 で 、P17から引用させて頂きます。
- 国立環境研究所の研究結果で、有機物を付着しないプラと混合して埋め立てた
  場合でも、石膏ボードそのものに含まれる有機物によりH2Sが発生することが
  判明。 
  石膏ボード(CaSO4)、 硫化水素(H2S)    

※ 藤倉教授について  ――――――――――――――――――――――
環境庁(当時)勤務時、「臭気判定技士」という国家認定資格にご尽力だったそうです。
次のインタビュー記事では、ご自分の職務 (環境省) にいかに意欲的に熱意をもって
いらっしゃるか、読んでいる私も嬉しくなる、頼もしいお答えです。ぜひご覧下さい。
教育者として、きっと人間的にも優れた人材を輩出なさるのではと存じます。

環境goo > > > グリーン雇用 > グリーンピ-プル 2005/11
 「環境省大臣官房総務課情報室長 藤倉まなみ」
→ http://eco.goo.ne.jp/business/csr/offer/people/people22_1.html 
 「国民の公益を真に目指す仕事に取り組める場所、自分の正義でやりたい事を
 できる場所という気がします。」
  (記事から引用)
 
G8大学サミットでは、東京大学、北海道大学、慶應義塾大学(サイトの表示順)の
3校が実行委員会を運営するそうです。 →  http://g8u-summit.jp/  

「市町村レベルから見た不法投棄問題」 
    髙田誉之氏 札幌市事業廃棄物課係長)

・不法投棄の写真8枚、例:林の中の雪原に布団類、山中にソファや家財道具
・札幌市の不法投棄品目 平成16年度~平成18年度 上位10品目の個数一覧
 1位はタイヤ、2位がテレビ(平成13年度からこの2品は順不同 → 下記HP)
 以下、自転車、布団、冷蔵庫、椅子ほか。場所別では、”道路・道路沿い 83%”

・家電品の再資源化に係る財政的負担 (処理費用)平成19年度 1493万円
・札幌市の不法投棄対策(パトロール、監視ほか) ・不法投棄ボランティア監視員
・清田代執行事案について (現場写真 6枚) /  不法投棄等対応支援事業
 (財)産業廃棄物処理事業振興財団、平成18年法的、技術的な助言を受けた。
・撤去費用支援制度(産廃-同財団、廃自動車-(財)自動車リサイクル促進センター

参考 : 札幌市清掃のページ   
 → http://www.city.sapporo.jp/seiso/fuhoutouki/index2.html
   「札幌市不法投棄案件」
 → http://www.jarc.or.jp/fund/away/report/11/pdf/3-3.pdf
[PR]
by lumiere6 | 2008-06-10 23:51 | 北大 セミナー他

第5回 不法投棄対策工学講座セミナー (終了近くに少々)

  「不法投棄の未然防止対策について」
6月5日 (木) 13:30 ~ 17:00   会場 : 札幌エルプラザ 3F
主催 : 北海道大学大学院工学研究科 北方圏環境政策工学専攻
     循環計画システム研究室 / 不法投棄対策工学講座
※全国ごみ不法投棄監視ウィーク期間 :5月30日(金)~6月5日(木))

所用が長引き、16:20からの参加、パネルディスカッション *の終盤でした。
以下はメモの一部、後日配布資料に少々触れたいと思います。


コーディネーター  藤倉まなみ教授 (慶應義塾大学 環境情報学部)
パネリスト ( 基調講演者等+阿部氏)
牧谷邦昭氏 (環境省廃棄物・リサイクル対策部適正処理・不法投棄対策室長)
橋本修一氏 (三重県廃棄物適正処理室 室長)  原 雄 氏(エコシステム千葉㈱ 顧問)
髙田誉之氏 (札幌市事業廃棄物課係長) 阿部哲夫氏(同市不法投棄ボランティア監視員)

メモ (余り具体的に書かないほうが良いと思う箇所は割愛)
・砂利の採取場の状況 ・・ 。 (対策の) ノウハウを担当者ベースで共有できたら
 現場の力をつけることに役立つだろう。行政の手法をすべて公開したら、裏をかく
 ということが進む。
・情報公開の中でシステム化、経験知を上げる。
Q:罰則だけで良いか。長期、中期にわたって問題について広報や教育の方向に
  持っていかないと全体の対策にならないのでは。
A:ある意味罰則強化は長期的対策といえる。一般廃棄物と産業廃棄物は違う。
  取り締まりの効果・限界、全国ごみ不法投棄撲滅運動シンボルマークについて
  小学校、環境教育を長いスパンで考える (ことも大切)
A:(根本的、経済的な面から考察) 昔は廃バッテリーが多かった。鉛が値上がりし
  金属は落ちていたら拾う。リサイクルをすると得になるような市場価値があれば、
  そちらにまわす。そういう仕組みがあれば。税金のように資産の差し押さえまで
  行くとかなりの効果があるかなと思う。 (家電リサイクル法の前払い制、課徴金を
  例に) 社会の仕組みを作っていくことが大事。 
A:電気店の回収を報告させると一生懸命やっている姿が見えてくるが。

Q:積み替え保管で不法集積が道内にある。行政から見てどう思うか。処理業者は
  5トン未満というが、超えてたまっている。
A:5トンの山に対して一部を処理すると言い、あるとき売れたといって山が消える。
  少なくとも領収証が揃っている。一度引き返したことがある。  ・・・・・・
  立ち入り範囲を決められ、行政もそれ以上踏み込めない。

Q:処理費用はいずれ行政から出るでしょうが、未然に防ぐには行政の是正が必要
  かと思う。
A:保管者が倒産し処理しきれないとき、(日本自動車タイヤ協会の補助金について)
  メーカーの支援を受けて後片付けをすることもしている。

Q:ICタグを使って製品個体に名がつけば、電気店と名前が登録されれば。
A:PCB処理をするときドラム缶にICタグをつけ、特に医療系など有害なものを
  GPSで監視。自分の廃棄物をきちんと処理されたという証明になる。売買に
  名前がついて明らかになるのは、個人情報の点も考える必要。タスポも
  売買や貸し借りある。効果に対してコストがあうかどうかの見極めが難しい。
A: 車はナンバーを外しても車体番号から陸運局でわかる。ICタグはひとつの
  アイディアかもしれないが、車を捨てる人はタグを外すでしょう。
Q:法とコストの両方で研究されている所がないような気がして質問させて頂いた。

ひとこと
阿部氏:ごみの原料になる過剰包装を少なく。リサイクルしたり、使えるものを
  使い切る。市民のモラル。将来こうなると、小学校のうちに教育してくれれば。
高田氏:自分の目の前からごみがなくなればそれでいいのではなく、各々の立場の
  人が意識を持ってくれれば。
原氏:排出者に実際に責任を持って頂ければ。排出前の情報データをもう少し
  しっかり書いてほしい。 ・・・・・・ 
橋本氏:依然発生している中で次に何ができるか。小規模のうちに、より少なくなる
  ために未然防止に引き続き取り組んで行きたい。
牧谷氏:原状回復(後片付け)を迅速にすること。国の法でも財政支援を用意している。
  問題点がある。・・ 環境汚染評価をどうするかなど研究の中でもやって頂きたい。
藤倉氏:ICタグについては1つの事例。排出事業責任を完遂させるために個別にもって
  いくことは究極にある。医療系など一部で実験的にやっている。
  将来的にトレーサビリティは重要なことと思う。
終了後のこと1行削除 06/09

【挨拶】 古市 徹 教授 (北大循環計画システム研究室)
・札幌市では、監視員がボランティア制度に320名以上が参加している。
 ごみ問題 (教育、生活意識の改善)、 美化運動 (きれいな街、空間管理)
 不法投棄は犯罪 (社会が守るべきルール、マナーですよ) と教育が大事。
・廃棄物の適正な流れの管理を排出事業者からやっていかないと。(不法投棄は?)
 社会のある断面の一現象。なぜ起こったか、社会構造を見ていかないと。
 行政だけの問題ではなく、企業がコンプライアンスだけでなくCSR的な発想で参加
 して頂けるとよろしいのでは。
・ごみの問題だけでなく地球温暖化に関係がある。不適切な処分で大気に放出して
 いる。市民の認識を変えてワールドワイドにやっていかねば。不法投棄は多方面に
 広がる根本的な問題である。
[PR]
by lumiere6 | 2008-06-08 13:35 | 北大 セミナー他