人気ブログランキング |

<   2007年 03月 ( 16 )   > この月の画像一覧

桜ながむる …

永き夜の 夢みはててむ大空や こころにねがふ 春のあけぼの  慈円
暮れはつる 春のゆくへを思ふには 花はこころになほとまりけり  京極為兼
空はなほ かすみもやらず 風冴えて 雪げに曇る春の夜の月   藤原良経
   
   WHO HAS SEEN THE WIND
Who has seen the wind ?    Neither I nor you ;
But When the leaves hang trembling  
   The wind is passing thro'.

Who has seen the wind ?   Neither you nor I ;
But when the trees bow down their heads
   The wind is passing by.
      Christina Rossetti (1830~1894 英) C・ロセッティ
by lumiere6 | 2007-03-31 01:10 | mémoire

空にみつ …

’Tis a sight to engage me, if anything can,
To muse on the perishing pleasures of man;
Short-lived as we are, our enjoyments, I see,
Have a still shorter date, and die sooner than we.
" The Poplar Field "  William Cowper (最終節)

ときとして 苗床をおおったガラス屋根に
別の空間が、ここではわたしたちに向かって吹いてきた
あの空間のように、反映として現れている。
未来の空間、わたしたちには授からないで、

思い出に与えつづけられる空間が。
わたしたちに授かる一切は なんと拘束されていることか?
オレンジの中味を伝えるものはいない?
輝きのもとで あの宝石を判じるものはいない?

音楽よ、音楽よ、告白するがいい、おまえには
未聞の讃歌を完成することができるのか?
ああ、おまえにも ついには 称えることだけはできるのだ、
・・・・・・
Rainer Maria Rilke (オーストリア 1875 - 1926)  リルケ
『C.W伯の遺稿より 』 Ⅱ11  塚越敏 訳  国文社
by lumiere6 | 2007-03-29 01:41 | 文学、芸術 …

第3回 感性技術フォーラム 

感性技術を軸とした連携プロジェクトへの招待 3/20  於:札幌市立大サテライト
【資料】
・日刊工業新聞 07/02/20の記事コピー  「感性」でモノづくり 
・感性価値イニシアティブ 経済産業大臣懇談会「感性☆21」 第1回 文書
【memo】
「感性評価のための生態情報利用技術プロジェクト」
中島康博氏 (北海道立工業試験場 人間情報応用科 研究職員)
・商品の機能として感性の重要度が高まっている。
 暖房の炎を楽しく、食物の旨み、心を測る視点、身体の動きから身体の中へ
・主観主流 → 生理計測(客観評価)、証拠作り、筋道を立てる、数学の信用度
・実用化には簡易な測定処理評価システム、生体計測のノウハウで「こころ」を測る
・具体的な計測内容:脳電位、生理指標(脈波、心拍、唾液アミラーゼ)
・計測対象(匂い、味、食など)募集中、できるだけ現場で採って行きたい
・期待される成果:感性品質の客観的評価、適用例:食品製造、リラクゼーション

「MT法を利用した麺の施行評価システム開発プロジェクト」
神生直敏氏 (同上 生産システム科 研究職員)
・背景…北海道の製品出荷額(経産省グラフ)で付加価値率は全国平均より低い
・品質工学(MT法)の導入検討、利点は原因分析が可能
・基準とする麺の嗜好を評価する項目、パターン認識は従来コンピュータは不得意
・ニューラルネットワーク、ベイズ理論など (私には難しい …)

More
by lumiere6 | 2007-03-27 23:49 | 上記外 講演会等

日本学術会議北海道地区会議学術講演会 続篇

北海道大学大学院水産科学研究院教授 齊藤誠一先生のご講演で、PPTは
紺碧の海の色でした。「水産海洋学(広義、狭義) 」の図が非常に興味深く、
思いきってデータをお願いしました。昨日、「水産海洋学とは何か」 に始まる
7枚もの画像を送信頂き、とても嬉しいです。

※縦軸に 基礎(自然) → 実用(人間)、横軸に 生物 → 非生物 の項目を置き、
海洋生物学や海洋工学ほか複数の分野が円を交えて配置され、水産海洋学の
位置づけが示されているものです。下に7枚目の文言をご紹介致します。 

オペレーショナル水産海洋学
■ 重要なツール : 衛星リモートセンシングと海洋GIS(地理情報システム)
■ 空間モデル : 海洋生物資源の分布・回遊と環境との時空間関係
■ 利用可能性 : いつ、どこに、どのくらい海洋生物資源を利用しても
           資源維持に影響がないか
■ 経済性 : 燃費節減、省エネルギー


次のHPも参考にとのことです。水産海洋学会
→ 有限責任事業組合スペースフィッシュ
(SpaceFish LLP)
Webトレダスのサンプル(デモサイト)漁海況WebGIS を見ることができます。
トレダス : Traceable Operational Resources Environmment
       Data Acquisition System  

新しい技術は、漁業に従事なさる方々の大自然に対するカン、見極める力を
科学的に補強することになるのかもしれないと想像しました。
海洋環境が保全され、天然の魚が沢山採れだすように! 願われます。
筆者メモ → → 03/21
by lumiere6 | 2007-03-24 23:53 | 北大 学会等

名残りの雪

c0087710_04016.jpg
風さそう 花よりもなほ 我はまた 
   春のなごりをいかにとかせん

浅野内匠頭の辞世の句です。
市川雷蔵が好きだった母は、映画の
場面を録音していました。
「ただ、無念じゃと…」 科白に続き
この歌が詠みあげられます。

父方の祖母の家は、赤穂浪士に少し
ゆかりがあったらしく、かつて武具を
所蔵していたそうです。
お彼岸で小樽に行きました (勝納川)
by lumiere6 | 2007-03-22 23:57 | mémoire

日本学術会議北海道地区会議学術講演会 3

第2部 パネルディスカッション 「地球未来学へのいざない」
コーディネータ : 池田元美教授 北海道大学大学院地球環境科学研究院長

・地球規模の環境問題…自然災害 (台風・地震・旱魃)、 伝染病・エイズ、極貧生活
 戦争、自殺3万人 明るい未来のために根源的な問題は? ひとつの課題が悪化
 すると他の課題も深刻化する。ひとつの課題の解決が他の課題を解決するか?

人間の浅知恵  ①地球温暖化 → 生物多様性
森にCO2を吸収させる、効率の良い炭素固定能ばかり植える →生物多様性低下
②食糧生産、水資源確保 → 塩害土壌劣化、
③エネルギー資源 → 食料問題 (バイオエタノール、食糧高騰、森林破壊)
④遺伝子操作 → 不明、聞き取れず

論点  1.環境劣化を集め、知らせるには 
2.地球規模の環境破壊、途上国への影響、先進国の役割・責任
3.先進国にも問題が波及する原因 4.研究者、教育者として社会との繋がりは何か
5.直面する問題を解決すると明るい未来への道はあるのか 
締めくくり:個人として、北海道で、学問を志す者として何をできるか

杉本敦子教授 北海道大学大学院環境科学院
(シベリアやモンゴルのタイガ林、東南アジアの熱帯林、国内の湿地・湖沼観測)
・生態系の変化(気候変化、人間活動の影響)の理解には現場を見て、自然の本質を
知るフィールド環境科学が重要。人口が10倍になった内モンゴル草原の砂漠化 
・陸上の生態系のデータは何故必要か。現場観測の切捨て・サイエンスの危機
・人間、社会の視点と自然科学的な視点・・・地球システムの振るまいの解明のために
生態系のプロセスや因果関係、機能の理解が大切。自然の中の安定同位体を利用
した水や炭素の追跡手法。GMOは効率的だが負の側面は?

谷岡勇市郎助教授 北海道大学大学院理学研究院
(米国で地球固体物理学、帰国後、巨大地震・巨大津波学の発生過程と世界の津波
 災害の調査研究を行う。研究成果の社会還元を重視)
・予算縮小のなかで効率化を進め、現場・国際連携で人を育てることも大事、
100年の計、発展途上国では多くの貧困層の住民が海岸近くに住んでいる。
TV、ラジオもない。先進国の津波情報・情報の伝達システムは高度化、機器の電力
消費への対応も問題、先進国がこれらのシステムを発展途上国に導入してもだめ。
津波とはどういうものかの教育が必要。

河口明人教授 北海道大学大学院教育学研究科
(住民の健康情報リテラシー能力向上と科学情報蓄積のための臨床介入研究続行)
Complex environmental on Human Health (画像を見ながら所々メモ)
Social environment、toxic exposure、climate disaster、war&coflct、
psychosocial stress、sociotec economic gap、National ecosystem 
Geophysicochemical environment、Microbiological environmment
ライフスタイルが問題、廃棄物、食物連鎖の例、途上国に生活習慣病が増加。
原因は、(人間の?)存在自体が負のエントロピー、共存を考える。GM作物に触れる
杉本教授: 自然のリソースをどこまで、倫理学、フィールド科学が大事

石原孝二助教授
北海道大学創成科学共同研究機構・流動研究部門
・大学の社会的役割とサイエンスコミュニケーションについて
・研究者の動機 ①知識探求型 ②課題解決型 ③イノベーション産業創出型 
         ④課題探求・課題提案型

■池田コーディネータ
日本の国が損をするようなことを研究者が発表しても良いか? 研究者の倫理
河口教授 : 情報自体は普遍的。自立的なアカウンタビリティですればよい
谷岡助教授: どういう結果になっても (公表していく) 
杉本教授 : 研究者と一市民として両方の立場でものを言っていくことになる。
         - 会場からの質問 -
池田コーディネータ : こういうパネルディスカッションをきっかけとして、異分野の人たちと
        協力してやっていきたい。
石原助教授:リスクコミュニケーション、問題のふ分け・軸の整理必要、GM作物について発言
河口助教授 : 負の情報の開示が大切
杉本教授 : 価値観を押しつけず、地球環境は自然科学をしつつ人の視点
        持って、そういう視点を持った人材を育てていくのが使命。
谷岡教授 :海外の学生を育てていきたい。北海道には開発されていない、人の手が
       入っていない自然があり、地震・津波の研究に良い。

閉会の挨拶  中村睦男 北海道大学総長
※ 会場からの質問の時間、最初に手を挙げさせて頂きました。言葉不足の点を
  省みております。部外者に発言の機会を下さった、開かれた運営に、心より
  敬意を表します。

by lumiere6 | 2007-03-21 20:43 | 北大 学会等

日本学術会議北海道地区会議学術講演会 2

第1部 (学術講演) 「生態系危機の時代と自然再生」
鷲谷いづみ教授 東大大学院農学生命科学研究科
・ミレニアム生態系評価(MA) 国連のイニシアチブで2001年~2004年実施
・生態系の不健全化が急速に進行
・水利用 1960年の2倍、ダム貯水量が4倍、陸地の4分の1の面積が農地
 肥料の元素循環、1960 ~30年間にリン酸肥料の使用量と農地への残量が3倍、
 20世紀の後半、さんご礁20% マングローブ35%が消失、
・"幸せな暮らしに欠かせない生態系サービス" の機能と概念
 物質循環、栄養循環、土壌形成、一次生産、habitat の提供、
 24の評価対象のバランスシートのうち15(約60%)は劣化、或いは持続可能と
 いえない形、(淡水生態系)→ 富栄養化、元に戻すには 荒療治が必要

・相互に対照的な4つのシナリオを仮定 (図を提示、うち2つを解説)
 テクノガーデン (科学技術の信用性が高い社会を想定)
 順応モザイク (地域的、特に流域での政治的・経済的な活動に重点をおく、
           制度的に復帰可能性、resilience )
・米国の流域プロジェクトや湿原再生プロジェクト事例、ナパ川(カリフォルニア州)
  市民が重要な役割、堤防撤去、提案は草の根運動の人たち
・霞ヶ浦…種まきせず、浚渫した土を1cm撒く。各々土地にあった植物が生えてくる

※参考 the Millennium Assessment
  http://www.ecoasia.org/APEIS/japanese/ma/
  http://www.millenniumassessment.org/en/index.aspx

「オペレーショナル水産海洋学  -持続可能な水産業を目指して-」
齊藤誠一教授 北海道大学大学院水産科学研究院
Warren S. Wooster が1961年定義、(商業的対象魚種) 
総合的アプローチ(生態的アプローチ) 自然再生、ecosystem approach 
・ウナギが絶滅危惧種、FAOの世界の漁業データ、養殖が増加、安易な廃棄
・衛星リモートセンシングと海洋GIS、4次元地理情報システムの重要性
 陸域との大きな違い、海洋現象はダイナミック
漁業の省力と漁船の燃費省エネのため漁場短期予測、情報提供の期待

応用 : 漁獲効率の悪いビンナガマグロ漁場予測、推定漁場(ホットスポット)
     流れの強さ-渦運動エネルギー、海面高度anomaly、
     クロロフィル濃度推定map、海面温度18.5度~21.5度
・シロザケ稚魚の最適放流  ・帆立貝の最適養殖サイト噴火湾
 各環境要素のスコア、海面温度、植物プランクトン、懸濁物質、水深

トレダス :Traceable Operational Resources Environmment
       Data Acquisition System  商標登録中
意思決定支援システム、 SとFの文字に魚の絵を組み込んだロゴが素敵!
※資料を頂きました。 → 03/24
by lumiere6 | 2007-03-21 01:51 | 北大 学会等

日本学術会議北海道地区会議学術講演会 1

   未来を拓くフィールド科学   -100年後に残したい地球の姿-
日時 : 2007年3月19日 (月) 13:00 ~ 17:00 頃  
主催 : 日本学術会議 北海道地区会議  於 : 北海道大学 学術交流会館

開会あいさつ・特別講演  「日本学術会議の最近の動向」
日本学術会議会長 金澤一郎 国立精神・神経センター総長
・役割 … 学問的専門分野とは限らない問題に対して見識ある議論
・組織 … 部会 第一部:人文会科学、第二部:生命科学、第三部:理学・工学
  機能別委員会、分野別委員会(30)、↓課題別委員会(10) H18.10 現在
      エネルギーと地球温暖化に関する検討委員会
※イノベーション推進検討委員会(報告) 「科学者コミュニティが描く未来の社会」 

2025年に目指す社会5つの視点とそのために推進すべきイノベーション9つの分野
→ http://www.scj.go.jp/ja/info/iinkai/innovate/gaiyo.pdf
 (1)健やかに生きるための社会基盤  (6)国土・自然・地域の再生
 (2)人々の安全安心の確保   (7)地球環境問題とエネルギー問題への対応 
 (3)文化・ライフスタイル       (8)水・食料問題への対応  
 (4)情報・コミュニケーション     (9)限界を突破する夢の実現
 (5)新たなものつくりと基盤科学技術の創生 

・「日本の計画」(報告)と「日本の科学技術政策の要諦」(声明)について
 地球規模の共通課題 → 地球環境の悪化、人口の爆発的増加、南北格差の拡大
 人類の持続可能性 sustainability、2050年までの国家ビジョンの実現 
 "品格ある国家"、"アジアの信頼"

・座右の書 『 あせらず 背のびせず 百年後のために 』
         1964.11 東京大学神経内科 豊倉康夫 (初代教授)

・今期のアクションプラン ①「日本学術会憲章」※ ②府省からの審議依頼※ 
 ③継続的課題別委員会 ④英語作成報告書 ⑤学会・協会との連携※ 
 ⑥地区会議の活性化 ⑦財団を強化 ⑧副読本 ⑨高校生の参加?

総合司会:山内晧平北海道大学副理事(日本学術会議北海道地区会議代表幹事)
プログラム等 → http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/32-t-1.pdf
by lumiere6 | 2007-03-20 23:53 | 北大 学会等

早春に …   書店にて

18日の夜、三省堂書店にて 
生命の川』 River for Life  新樹社  ¥2,940 (税込)
サンドラ ポステル, ブライアン リクター (原著), 山岸 哲 , 辻本 哲郎 (翻訳)

水の神秘 -科学を超えた不思議な世界-』 Universal Water
:The Ancient Wisdom and Scientific Theory of Water ¥2,520(税込)
ウエスト・マリン著  河出書房新社 (※ 難しそうで購入を迷う)

      雨あがりのように
ぼくの心は雨あがりのようだ。 うちの前の公園。
風がそよそよと吹いている。 木も花壇もまだ濡れている。
雨のあがったあとのいとも清らかな滴が、 ゆれている 消えないでいる。
            F・ヴェルフェル (1890-1945 墺) 神保光太郎 訳


ミステリー : 森 博嗣 (著)  第1章で鍵となる会話に気づいたが、知識がないため
終章の、苦手科目関連による怒涛の謎解きを推理できなかった。
by lumiere6 | 2007-03-19 01:03 | 書籍

旅立ちの花

c0087710_1424329.jpg
 北海道大学CoSTEP2.0の懇親会に
 飾られたお花を終了後頂き、活けて
 みました。

 実習が分かれてから逢えなくなった
 ダブルロックさん、ようやくお名前を
 覚えたのに、遠いふるさとにお帰り
 ですね。お話できて楽しかった !

 Imagination is more important
 than knowledge
           Albert Einstein
by lumiere6 | 2007-03-18 03:42 | ***-e***t****