カテゴリ:***-e***t****( 25 )

予防 (タイトル変更)

最近とみに環境経済学、リスクコミュニケーションが話題になっているようです。

リスクコミュニケーションという言葉は、まだ一般的にリスクマネジメントほど
馴染みが少ないように思います。 独立行政法人 防災科学技術研究所
→ http://risk.bosai.go.jp/risk/  のサイトに関連した図があります。
地域防災力向上に資する災害リスク情報の活用に関する研究
→ http://risk.bosai.go.jp/risk/modules/tinyd0/

「防災防犯活動を通した地域福祉のコミュニティづくりを考えるシンポジウム」 も
共催されています。 「地域防災」 と 「地域福祉」 がキーワードのようです。
科学技術とヒューマニティ、注目したいものです。 

環境経済・政策学会 → http://wwwsoc.nii.ac.jp/seeps/index.html
役員一覧 (~2008.3.31) によりますと、 会長は植田和弘教授 (京都大学
大学院経済学研究科) 、北大の吉田文和教授が理事をなさっています。
追記 : (任期:2008年4月1日~2010年3月31日) の名簿では、吉田教授は
     副会長になられています。    05/30 

04/25 夕方 追記のみ表示後、修整。  04/26 少々追記のためタイトル変更
04/27 道外の知人が参考に、
環境省>報道発表資料を教えて下さいました。
平成19年度 環境研究総合推進費の課題の概要 (別紙)
→ http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8630
北海道大学の冨士田裕子准教授 (北方生物圏フィールド科学センター 生物多様性
領域 植物多様性分野) のご研究が採択されています。
〔健全な生態系保全及び自然とのふれあいに関する分野〕 の中で、サロベツ湿原の
保全再生に向けた課題らしいです。2006年、市民向けイベントで、冨士田准教授が
同センター助手の加藤さんを率いて、北大植物園についてお話しなさいました。
ご専門への使命感、熱意がひしと伝わり、参加者にとても好評の様子でした。

この概要には、酪農学園大学の金子正美教授のお名前もございます。課題名は
「油汚染等の海洋生態系への影響評価につながる海域- 陸域統合型GISの構築」
以上、他の研究機関との連携による、御二方の今後一層のご発展が願われます。

04/28 追記
なお、環境省 報道発表資料 平成19年7月30日 〔平成19年度環境技術開発等
推進費による新規採択課題の決定について〕 には、以下の目的や経緯が説明
されています。 → http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8630
” 産学官などの英知を活用し、環境分野の研究・技術開発の推進を図ること”
”外部専門家・有識者により構成された総合研究開発推進会議による事前評価が
 行われた。”

平成18年度総合研究開発推進会議検討員・臨時検討員名簿 (参考)
→ http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=9915&hou_id=8630
[PR]
by lumiere6 | 2008-04-24 21:52 | ***-e***t****

セミナー 「日本の科学/技術はどこへ行くのか」

最近の obscène な コメントはこの記事ゆえにではなさそうです。 01/14

日時 :10月31日(水) 18:00 ~ 19:30 (19:50頃終了) 
講師 : 中島秀人 准教授 (東京工業大学大学院社会理工学研究科)
     北大CoSTEP主催セミナー 第6回 於 : 北海道大学理学部
資料 : PPT 30枚分-A4判 5頁 
18:45に到着したとき、お話しは11枚目 「19世紀のもう一つの革新」 に移り、
27枚目 「リニアモデル」、最後の 「科学のモード論」までややアップテンポでした.
興味を引かれた話題と、特に印象の強かったお言葉だけを僅かなメモから
箇条書きするに留めます.全くの切れ端ですので誤解なきよう願われます. 


19世紀のもう一つの革新 (資料の画像 11枚目)
1800年 ボルタの電池  1856年 パーキンのモーヴ

・前者は実験室で作ったものが産業に取り入れられた例. モーヴはヨーロッパで
 尊重されている色、日本には藍染があったが. 独石炭化学→20C 米石油化学

質疑応答のメモより
・科学技術の進む道を論ずるのが本当の科学技術倫理ではないか. 多方向に
 複数の科学技術倫理ができて選択になる. 
  G M(作物)を食べない社会がある. ことと宗教上の食物の禁忌について
  2度ほどご発言, 科学技術とマーケティング、市民参加など質問が続きました.


・ 国や地域によって (意見が?) 違うということもありうる. 困るのは社会の意見が
 3つ位に分かれたとき. 社会の習俗を文章化したのは法. 法は科学ではなくて
 技術. 道徳で規制する場合もある. 社会的に何となく排除 ~ 強制

・色々な選択肢ができる. そのために道を決めるレギュラトリーサイエンスがある.
 傍流の科学.  絶対の安全、絶対の危険はない. どの位で手を打つか決める.

・自然科学の意志決定に市民は入らない方が良い. 現在起きている変化.
 意志決定の多様化できるものができた. 技術が科学化したことでできた問題
・G MOが何故問題になるか. ・・ 市民参加なら科学に参加ではなく国家に
 参加することになるのではないか. 以下割愛

なお中島先生はレギュラトリーサイエンスの前後に食品という言葉を仰った
気がします. 特定の機関や固有名詞は耳にしておりません.検索してみました.


国立医薬品食品衛生研究所 → 研究所の使命
   http://www.nihs.go.jp/index-j.html

以前検索したレギュラトリーサイエンスのサイト →  2007/06/28の日記 

※ 『科学の語源 250』 アイザック・アシモフ著 共立出版, 〈アニリン〉 の項目に
 失敗から生まれたアニリン紫の顛末、フランスの染料業者がゼニアオイの
 花の色に似ていることからモーヴ (mauve)と命名したことが書かれています.
 化学の学生パーキンの成功は、”機転” と ”気力” とも ..
[PR]
by lumiere6 | 2008-01-12 01:11 | ***-e***t****

セミナー 「日本におけるサイエンス・ショップの可能性」

~市民社会が担う公共性のために~ 北大CoSTEP主催セミナー 第5回
日時 :10月31日(水) 18:30~20:00  於 : 北海道大学理学部
講師 : 春日匠特任助教 (大阪大学CSCD コミュニケーションデザイン・センター)

お話しは、CoSTEPジャーナル第1号の掲載論文に基づいていらっしゃいます。
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/18941/1/JJSC-36-46.pdf     
※ 文言の一部を削除・修正いたしました。  11/ 02


・マートンの規範 ・・ CUDOS (公有性 Communalism 、普遍性 Universalism
無私性 Disinterestedness、独創性 Originality、懐疑主義organized Scepticism
・ザイマンのPLACE ・・ 所有的、局所的、権威主義的、請負的、専門家的

メモは省きますが、 「サイエンスショップでどんな研究をすべきか、市民だったら
大学にどんな(研究)ネタを持ち込みたいか」 当日の受講者の答の一部です。
 雪国の公共交通のあり方-高齢者の冬の足は? / 投資を回収できる公共事業
 医師に地方に赴任してもらうために / 自転車は冬乗らないものと思っているが..
 本音しか話せなくなる薬の研究 / 政府がしない、地方独自の研究

・ ある種の比較対象、議論の基盤ができる. サイエンスショップがどこまで独立性を
 保てるか. 価値観の問題に踏み込むとコンセンサス会議がふさわしい
・逆に研究者(の立場) になったとき、こういう研究を受け入れられるかどうか.
・ハイテクで何か最先端で、科学誌に載ることだけでなく、ローテクでも組合せて
 地域に貢献できることをどう評価していくか. 共同体の価値観が大事.
・地方から何ができるか、科学技術コミュニケーションが北大にあることは重要

【個人的に検索】
科学と社会とジャーナリズム 村上陽一郎 (国際基督教大学教授) 2007/5/30
http://www.jnpc.or.jp/cgi-bin/pb/pdf.php?id=284
[PR]
by lumiere6 | 2007-11-01 23:31 | ***-e***t****

セミナー  「環境正義と環境ガバナンス」

日時 : 7月25日 (水) 18:30 ~ 20:00   於 : 北海道大学理学部
講師 : 蔵田伸雄氏 (北海道大学大学院文学研究科・文学部准教授)
配布資料: 9頁 (PPT 52枚分掲載)    CoSTEP 主催セミナー 第4回

メモなし、資料から拾って再構成
・環境倫理「学」の二つの潮流 ・・・ 形而上学的議論の展開と環境正義論
・環境に関する価値の構造 ・・・ 対立構造、生態系システム、個々の生物 ..
・環境問題は 「人間と自然」、「人と人」 「人と社会」 「人と国家」の問題 ..
・被害者になるのは 「弱者」。 社会的差別と環境 (人種) 差別

・環境汚染(公害)と自然破壊・景観破壊のどちらが深刻な問題か
・「公害輸出」 例1 ボパール工場事故、例2 エイジアン・レア・アース事件
・開発独裁と民主制の弱さ、かつての日本の体制、水俣病発生と拡大

・民主的な決定手続き ・・・ 分配・手続的正義、十分なチェック/情報公開 ..
・意思決定プロセスに住民参加、自治、最低限度の社会的合理性が必要
・熟議民主主義 deliberative の中の環境、持続可能性問題の位置づけ

・環境問題は生態系の問題でもある。 (外来種と生物多様性)、配慮と管理
・Aldo Leopord 「野生の歌が聞こえる」 最終章に"土地倫理"、保全生態学
・参加型意思決定と環境ガバナンス、根回し的対話フォーラム有効では、コンセンサス会議
----------
【追記】  07/29 朝
講義の内容とは別です。、ブラジルのエタノール産業の労働環境についての
記事を知りました。食糧生産との競合で問題が指摘されてきていますが...
The Independent, 7/4
 Brazilian ethanol 'slaves' freed in raid on plantation
http://news.independent.co.uk/world/americas/article2733245.ece

IPS → RIGHTS-BRAZIL: Freeing Modern-Day Slaves 7/2 
http://www.ipsnews.net/news.asp?idnews=38398
 
環境に優しいと言われるパーム油や自然製品供給の現状・背景はどうでしょうか。
極めて乱暴な言い方でお叱りを受けそうですが、人間の知恵により自然界と共存を
図りながら素材を利用・循環してきたことが、科学+技術 → 工業 → 産業に至ると、
個々人の集団、一方の社会が更なる弱者を生み出しているようにも、と単純化して
書きました。
したくなります。

[PR]
by lumiere6 | 2007-07-27 01:02 | ***-e***t****

セミナー 「国際的な医薬品開発におけるわが国の役割」

日時:6月27日(水) 18:30 ~ 20:00  於:北海道大学理学部 
講師:土井脩 氏(財)日本公定書協会専務理事・元厚生労働省薬務担当審議官)
    北大CoSTEP特任教授 隈本邦彦氏(元NHK)が、要所で解説
資料:カラーコピー9頁 (PPT 49枚分)  同大CoSTEPセミナー 第2回

PPT資料より №2  研究・行政との関わり (子どもの頃から正義感)
 東大応用微生物研~国立予防衛生研~ワシントン大医学部~厚生省生活
 化学安全対策室長~新医薬品課長~安全課長~麻薬課長 ~ 医薬品
 副作用被害救済・研究振興機構審議役~大臣官房審議官~医薬品副作用
 被害救済・研究振興機構理事~(独)医薬品医療機器総合機構理事(技監)  

№5  医薬品規制ハーモナイゼーション国際会議 (ICH)
 成果…各種ガイドライン、ICH+GCP , CTD
№6  Progress of Harmonization Process図
№7 わが国を取り巻く医薬品にかかる問題点

治験,開発,生産,医薬品産業の空洞化、発展途上国型審査・安全対策への移行

№8-12 グラフと表〔世界の医薬品市場規模 / 世界売上上位88製品のうちの
 未上市製品数 / 世界初上市から各国上市までの平均期間 / 薬事法による
 規制の概要 / 開発段階別化合物数と承認取得数〕

№13 日本で治験が進まない原因は・・・

1.Human Resources (治験の実施体制)
 → 治験実施体制が整っている医療機関が少ない
2.Insentive (実施者・被験者)
 → 治験に対する学問的評価が低い。治験の意識が浸透していない
   経済インセンティブが低い
3.Cost 
 → 医療機関あたりの被験者の数が少ない。医療機関ごとの手続きが煩雑
   日本版GCPによる規制とモニタリング

№14‐18  Global Development Strategy図 (Yesterday,Today)/ 科学的な
 安全対策を目指して / 医薬品等の市販後 安全性情報ネットワーク図 /
 新薬市販後の安全対策上の問題点

・日本の厳しさは妥当性がない。米国は大事なところだけ厳しい。

№19 市販直後調査の流れ図
№20-21(例) 重篤な副作用チェック表(ADR Detection Table)

 全身症状…体がだるい、発熱.寒気、めまい.ふらつき、 頭痛、 黄疸(白目、
 皮膚が黄色くなる)、  食欲不振.吐き気、むくみ   心臓系…動悸.息切れ 
 目…目の痛み.かすみ   筋肉・・・しびれ.ふるえ.筋力低下、筋肉痛.関節痛 
 皮膚…発疹.紫斑.かゆみ   呼吸器…呼吸がしづらい.息が苦しい、せき.
 喉の痛み  消化器…腹痛.下痢.便秘   尿…色がおかしい、回数・量が
 多い/少ない.出にくい    便・・・色がおかしい
・重要なことは、既知の副作用で患者を痛めつけないこと

№23-30 医薬品や医療機器が関係した過去の主な健康被害①②~
 ソリブジン、イレッサ、リン酸オセルタビル(タミフル)事件等について
№31-35 米国における医療事故防止の取り組み 
 ~ 医薬品関連過誤(Medication Error)等について
№36 レギュラトリーサイエンスとは
№37-49 バイアグラ、モルヒネ、インターフェロン、ピル、プリオン病、BSE

・BSE問題:怪しい牛は闇から闇へこっそり処分しているのが問題
・(20ヵ月齢以下)の検査にパスしても引っかからないだけでシロじゃない。
・検査に引っかからないものは大丈夫。脳はダメ。欧米はそういうことを考え
 プロセスを踏んで基準を設けている。
・科学は国民に正確に伝えねば。行政は分かっていない。
[PR]
by lumiere6 | 2007-06-28 20:25 | ***-e***t****

キャンドルナイトに小出五郎さんと語ろう!

環境・メディア・科学 そして いのち 」   6/22 (金) 18:30 ~ 
   会場 :エルプラザ2階 環境研修室1   参加費 : 500円

講師 : 小出五郎氏 プロフィール
東京大学農学部水産学科卒業。NHKにディレクタ-として入局。
主に科学番組の制作を担当後、NHK解説委員となる。 1984年 NHK特集
「核戦争後の地球」 制作、1989年 「驚異の小宇宙・人体」 のキャスターなど
現在日本科学ジャーナリスト会議会長として活躍中
(北海道大学CoSTEP特任教授 隈本邦彦氏の案内文より抜粋)

19:30 講話終了後ディスカッション、所用で20時前に退出、メモ約2頁の一部
・日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)、科学ジャーナリスト塾、
 科学ジャーナリスト賞* について、選考委員(外部委員とJAST 各5名)
 → http://www.jastj.jp/   *大賞 :2006年 元村有希子氏 (毎日新聞記者) 
   2007年 村松秀氏 (NH K科学・環境番組部 専任ディレクター) 


・科学ジャーナリストは専門家とうまく付き合い、一般市民とつないで協力して行かねば
・専門家とはどういう人か、日本と外国との違い、休日は市民として暮らす(活動も)
・米国人の例、科学者、専門家-市民であることとが当り前に両立している。
・日本の専門家は人間関係が狭い、サロンというものがない

・自分の専門を他の分野の専門家に話すこと、自分のしていることを人に説明する
・教養、カルチャー(の場?)、共通言語が獲得できる、ものを学ぶことの原点
・専門分化の先の総体が科学とされ。共通の根がない、専門に詳しく隣を知らず
・国連大学HP、人口10万人当りのリスク ~ 食品添加物統計への疑問 ~ 略

・BSEに関わる会場への問いかけ、計算上の合理性と社会的な合理性がある。
・確率で全て押しきられたらかなわない。社会的側面と科学的側面(各合理性)
・脳死(医学的、社会的な死)、両方を伝えるようにうまくアレンジして行かないと
・科学的、社会的合理性の融合するところに活動が発展、町田市の事例 ~ 略

・ジャーナリスト、コミュニケーターは社会的合理性は何か、の側にいる。科学ジャーナリストは
専門家・科学者の代弁者ではない。両者と協力しながら探っていくのが一方向
・会場より 医療系のこと  部分的に書くのは不適当なので略 

※ジャーナリストを志されたのは、1954年(昭和29年)の「第五福竜丸事件」 が
 きっかけだそうです。放射能被害に遭われた方の傷ましいご最期が、静かに
 語られ、胸打たれました。少年期からの正義感、他者へのsympathy を今も
 灯し続けていらっしゃるように拝察致しました。

[PR]
by lumiere6 | 2007-06-23 10:19 | ***-e***t****

M先生に

さきほど、K_Tachibana さんのブログで、M先生のご逝去を知りました。
天文学の講義が想いだされます。 謹んでご冥福をお祈りしつつ...

  あすしらぬ 我身とおもへど くれぬまの  けふは人こそ かなしかりけれ        
  花桜 まだ盛りにて散りにけん 嘆きのもとを思ひこそやれ
  暮れぬ間の 身を思はで人の世の あはれを知るぞ かつははかなき

                   順に、古今和歌集、新古今和歌集、同   

追伸 : ご講義のあとで想ったこと
 「宇宙にある本当の色をダイレクトに見ることができる " なゆた望遠鏡 "」 と
耳にしますと、特に天文ファンとはいえない私でも、観てみたくなりました。
得がたいもの、経験していないこととの距離は、想像力だけでは埋められず、
不意に訪れる本当の姿に出逢う体験は、純粋な喜びとして記憶に残ります。
昨年、観望会で曇り空を仰ぎながら、ようやく星の瞬きを眼にしたとき、
海で釣りをした感覚に少し似ていると思いました。満天の星や大漁とは違う、
量だけでは価値を量れない時間の質を考えさせてくれます。

先生は、『人には潜在的に本質を見抜く力がある。それをより引き出すのが
天文、スポイルされているもの、本来持っているものを引き出す』 と仰いました。
天文学に潜む力は、地上で辛抱強く観測を続けてきた先人から培われてきた
思慮の結晶のようで、尊く思われました。

かなた宇宙で未知の世界が拓かれる煌々たる研究も素晴らしいことですが、
この地上で、遥か見えることの向こうに思いをはせる楽しさをお伝えになって
いらっしゃった方を失ったことは、こころより哀惜の念にたえません。
                                   5/26 朝

[PR]
by lumiere6 | 2007-05-25 23:54 | ***-e***t****

セミナー 「テレビはどのようにして科学を伝えているか」

日時: 5月17日(木) 18:30~20:00 (参加 19:00~終了 20:30)
    於:北海道大学理学部 ※ 同大CoSTEP 主催セミナー 第1回
講師 : 村松 秀 氏 (NHKディレクター 著書 『論文捏造』 (中央公論新社)
     → CoSTEPイベント案内 → 「捏造問題」を考える講演会 → 詳細
注 :途中から走り書き、視覚による文言が混じり、小見出し筆者(資料なし)

・ゴミからアート、常識が覆る、以来サイドワーク 「漂着物」
・コアホウドリの受難*、親鳥が運ぶ餌の中にプラスチック
* Midway Atoll (北太平洋のハワイ諸島北西にある島)に日本の百円ライター
・漂着物は単なるゴミではなく、生き物を死に追いやるもの、視点の転換を
 原因と結果が離れている 、環境問題の本質 「途方もない距離感」
 これこそ「分からなさ」、 物理学的影響と化学的影響は → 環境ホルモン

化学物質と環境ホルモン

・1988年) 米タフツ大学医学部のソト助教授の実験室、乳がん細胞が勝手に
 増加、プラスチック試験管の硬化剤 ノニルフェノールがごく僅か溶けていた。
 MITの分析器で微量を検出。プラスチックは安定したものとの捉え方がされていた
・人工的な化学物質がホルモンのように働くことを気づいていなかった

・「サイエンスアイ 謎の汚染源 環境ホルモン」 国立環研 堀口主任研究官 '97年
・2006年の「ためしてガッテン」 4世代にわたる影響 *HPアドレス下記
・最先端の分子生物学の研究-遺伝子転写の仕組みが変わって伝わるのだろう
 女性ホルモンのレセプターに付着

・かつて環境省は36種安全としたが2000種ある。複数の化学物質、複合汚染は
・低濃度(下げすぎると)影響が大。厚生労働省注目、世界的に論文積み上げている
・担当者(環境省)が代わっただけで、安全との方針に変わって良いのか
・環境ホルモン 「分からない」ということが分かってきた。科学は分かることが大事
 分からないことをどう扱って行くか。視点を転換しなければならない。

予防原則
・ ヨーロッパのReach*、RoHS* (6種) ソニーのプレステが該当
 環境に配慮した企業への信頼、「予防原則」について会場の研究者の説明
 北海道大学 石原浩二 准教授、  蔵田伸雄 同大准教授

スポーツ界では
・ドーピング検査の拒否、それだけでクロと判定、「分からなくても」 規制
 スポーツ文化共有が前提、公平で健全な競争。規制に乗らないと共有していない
 ことになる、化学物質文化は? 日本人は「分からなさ」と向き合うのが下手

現代アート
・分からなさの塊、違う角度から見ると違って見える、カウンターカルチャー
・「迷宮美術館」、分からなさと向き合う。常識を疑う、視点の転換
・高度成長の著しいスピードの中で科学技術の向こう側に、人々が沢山いる
 【こころざし、伝えたい、思いの強さ】 伝わるコミュニケーション
・見ている人を想像する、そこからもう一つの創造力を
※この項の位置の誤りに、いま気づきました。訂正しました。5/19

参考=筆者注
化学物質と予防原則の会 better safe than sorry
http://www.ne.jp/asahi/chemicals/precautionary/index.html
大竹千代子代表 2004.5- 東京農工大学非常勤講師 
→NHK 「ためしてガッテン 2006年6月28日放映 <環境ホルモン>」
  対策として予防原則の重要性を説く  (上記HPからリンクあります)
http://www3.nhk.or.jp/gatten/archive/2006q2/20060628.html

環境省>総合環境政策 http://www.env.go.jp/policy/report/h16-03/ 
環境政策における予防的方策・予防原則のあり方に関する研究会報告書

「悪いニュース」は「いいニュース」-「環境ホルモン」報道の一検証-奥 武則
http://www.dcns.ne.jp/~t-oku/badnews.pdf 村松氏の取り組みも概説

県立新潟女子短期大学/生活科学科生活科学専攻/本間善夫研究室
『生活環境化学の部屋』 環境ホルモン情報

ニュースリリース 1999.12.6 宝ホールディングズ株式会社
「環境ホルモンDNAチップ」 と 「大腸菌DNAチップ」 を開発 
http://www.takara.co.jp/news/1999/10-12/99-i-037.htm

* REACH (欧州化学物質規制)・・・Registration (登録)、 Evaluation(評価) 
 Authorization (承認) of Chemicals (化学物質)

* RoHS指令 ・・・ 電気電子機器に含まれる特定有害物質に対するEUの規制
 Restriction of the Use of Certain Hazardous Substances in
 Electrical and Electronic Equipment 2006.7.1施行
 6種類は、Pb(鉛)、Cd(カドミウム)、Cr6+(6価クロム)、Hg(水銀)、
 PBB(ポリブロモビフェニル)、PBDE(ポリブロモジフェニルエーテル)
[PR]
by lumiere6 | 2007-05-18 12:22 | ***-e***t****

旅立ちの花

c0087710_1424329.jpg
 北海道大学CoSTEP2.0の懇親会に
 飾られたお花を終了後頂き、活けて
 みました。

 実習が分かれてから逢えなくなった
 ダブルロックさん、ようやくお名前を
 覚えたのに、遠いふるさとにお帰り
 ですね。お話できて楽しかった !

 Imagination is more important
 than knowledge
           Albert Einstein
[PR]
by lumiere6 | 2007-03-18 03:42 | ***-e***t****

小休止

数日間、更新をお休みしてしまった。
いま歓ばしい悩みに浸っている。Sustainable な研究に関わる文言に触れる
昂揚感と、考えがすらすらまとまらない (不勉強ということ) 我が身を鞭打ちたい
気持ちと … 無理に詰め込もうとして、コップからあふれ出そう。

ある調査報告書を拾い読みしている。行間が私を誘う。期待感でわくわくする。
なぜだろう。思い当たる動機や理由はない。サイエンス系を意識してのことかも
しれない。環境科学系に頑張ってほしいのだ。

でも、今日のサイエンスカフェ札幌のゲスト、末廣一彦さん(北大理学院講師)の
おすすめ書籍を記念にご紹介 (プログラム掲載より) 

『クォーク-素粒子物理はどこまで進んできたか』南部陽一郎 著(講談社ブルーバックス
『エレガントな宇宙 -超ひも理論がすべてを解明する』 B・グリーン著 林一・大訳(草思社
『はじめての<超ひも理論>-宇宙・力・時間の謎を解く』 川合光著(講談社新書)

末廣さんは、加速器実験に関して電気代が1日1千万円…ということもお話になり、
嬉しかった。会場の質問にお答えになった内容は誠実さがこもっていたと思った。
私の最初のブルーバックスは 『パズル物理入門』 (都築卓司)、裏表紙にメモがある。
「もっと幅広く勉強しておけば良かった。でも買ったら何となく楽しくなった。」 
後悔は今も変わらず ah...  
[PR]
by lumiere6 | 2007-03-10 23:58 | ***-e***t****